伝福連携担い手育成支援事業
伝福連携担い手育成支援事業
伝統産業界における後継者確保・技術継承と,障害のある方の職域拡大と就労支援・雇用創出という双方の課題解決を図るため,京都市では,伝統産業分野において,障害のある方が新たな担い手として活躍することを推進する「伝福連携」に取り組んでいます。
令和元年度においては,平成30年度の「京鹿の子絞」に,「西陣織(糸繰り工程)」「京くみひも」」「結納飾・水引工芸」が新たに加わり,令和2年3月までに延べ21回(「京鹿の子絞」8回,「糸繰り」13回)の担い手育成に向けた体験会等を開催しています。
(左)京鹿の子絞振興協同組合の「京鹿の子絞ワークショップ」(令和元年9月開催)
(右)西陣整経同業組合の「糸繰り研修会」(令和元年10月開催)
補助の内容
- 障害者雇用又は市内福祉施設への業務委託を検討している事業者の事業計画案を広く募集し,その実施に必要なアドバイザーの派遣及び備品購入に要する経費を補助します。
- 補助金額は,アドバイザー派遣及び備品購入に要する費用の合計金額(上限は100万円 ※ 千円単位とし,端数は切り捨て。)とします。
- 補助事業者の選定は,「伝統産業障害者職域開発審査委員会」(以下「審査委員会」という。)において申請書類,プレゼンテーション及び質疑応答に基づく意見を勘案し,適切な補助事業者を市長が決定します。
なお,複数事業者の申請があった場合につきましては,複数事業者を補助事業者として決定する場合がございます。必ずしも申請額満額を交付できない場合がございますのであらかじめ御了承ください。